3月頃にユザワヤをふらふらしていたときに帽子の糸と本を見つけました。この糸とこの本があれば帽子が出来上がるのだな?と興奮しました。道具を一式買い込み、家に帰りました。帽子は初めてだったので、とても難しく、特に最初が一番難しかったです。輪っか作って目を立ち上げてどうとか、10回くらいやり直したかも。
なんどもやり直してついに完成しました。わたしは自転車に乗って近所をふらふらするので、帽子には帽子留めクリップが欠かせないのですが、なんとこれは必要ない。適度に風が通り抜けるので、帽子が飛ばない。帽子留めクリップいらないじゃん、という発見がありましたよ。いいんだかわるいんだか複雑な気持ち。帽子留めクリップの出番だと思っていたからです。その代わりにループタイを付けましたよ。
この帽子は、編んでいると、だら~んと広がり、締りがなくて、最後どうなるかと思っていたのです(左)。ですが、最後の一段で特別な編み方をして、まるで周囲にワイヤーでもいれたかのように締まるんですよ。正確に言うと、縮めるというか、ハリをもたせるかのように編むと、あらびっくり、角度を自在に付けられるんです(右)。とてもおしゃれで最高に気に入りました。
わたしが帽子を編み始めた同じ頃に母が「わたしも作りたい」というので、同時に始めたんですよ。しかもあっという間に出来上がって、そのあと、「もっと作りたい」と言い出しました。ひたすら編み目を数えるので、こりゃ頭の体操にいいねってことになり、まあ、何より編むのが楽しいそうで、、、しかもわたしよりぜんぜん上手い。こうなったら帽子屋になりますかということで、来年はいくつか販売してみようか思います。母作で。お楽しみに。
ぜひ、お持ちの帽子にループタイを着けてみませんか。あるいは、すでに当店のループタイをお持ちの方は、ぜひ帽子に着けてみてください。かわいいのでおすすめです。
ブローチやハットピンも、もちろん良いですが、やっぱループタイがぐっときますね。ボリューム出るし。
帽子に着ける目的で、ループタイを見始めたら、またちょっと違う感覚で選べて楽しいかもですね。
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(タマル2号)