先日、明治神宮にある中央道場に行ってきました。電車に乗るのは、半年以上ぶりです。マスクして、電車の窓を開けて換気して、おしゃべりしないで、密にならないようにと、妙に緊張してしまいました。
なんで出かけたかといえば、とうとう、11月頭に、弓道の5段の審査があるんですよ。それの前練習というわけです。3段取るのに、あんなに苦労したのに、いつの間に5段受けるわけ?と自分でも驚き。
これ、私の弓。銘柄は「紫峯 梓」です。竹弓なので、がさつ、いやワイルドな私にしてはかなり気を使って使用しております。でも、どこで読んだんだか、製作者の小倉紫峯さんが、「俺の弓はそう簡単には壊れない」っておっしゃってたんで、それを信用して、時々、気を使うのを忘れます。
一番上の写真は、中央道場の審査員席で、ここに先生方が座って、審査されるわけです。ああ、この写真みるだけで、緊張する。
この緊張は、受かりたい!!という欲望からきておりまして、本当は欲なんか捨てて、その時の自分ができる一番良い射を先生方にみてもらうのだ!とか思えばいいんですけど、そうは問屋がおろさないよ。その域にはまだぜんぜん届きません。
さて、そん時には着物と袴を着るわけですが、
着物。ということで、着物に合わせたタマルサンのかんざしをここで3つ。
弓を引くときは、基本的にはあまり大柄模様の着物は着ません。ダメじゃないとは思うんですけど大抵は色無地とか、江戸小紋的な、一見無地みたいな細かい模様の着物を着ている方がほとんどかなあ。新年射会とかだと派手めな人もいますけど。
着物に合わせたかんざし、緑のドーナツ型がかわいいです。
私は弓を引いているときは、かんざしではなく、ヘアゴムです。あんまりないと思うのですが、引いている最中にぽろっと落ちたら困りますからね。安心のために。でも、弓を引くときに、胸当てをしているんですが、胸当てのゴムが突然切れたらどうしようというのは、よく考えます。大丈夫だよね。
さて、最後に私が本当に弓道やっているよ、って写真をご紹介。これは、「会」という動作をしているところです。この後、矢を離すのです。
恥ずかしいから、小さくしてみました。着物は私が自分で縫ったやつでーす。袴用に丈を短く作ってあります。
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(タマル1号)