馬の組紐ループタイ
還暦のお祝いと言えば、赤いちゃんちゃんこですが、
ほんとうにちゃんちゃんこを贈る方はいるのでしょうか。
青森のいとこは、ちゃんちゃんこのことを「はんちゃ」と呼んでました。
また、見た目はいまいちだけど中身が良い男性を「はんちゃな男」と呼んでました。
「見た目はいまいちだばってー、着てみりゃあんずましぃ〜」だそうです。
これ意味わかりますかね。東北限定?
ちなみに、わたしも東京弁の次に得意なのは津軽弁です。
赤い絞り玉風飾りのループタイ
話は戻り、還暦の年齢は60歳ですが、61歳が男性の厄年ということもあり、
赤いものを身につけて厄を払うという意味もあるそうです。
ここは派手にぱーっといきたいところです。
ちなみに、60歳で干支が一回りするということで、赤ちゃんに戻るという意味で、
ちゃんちゃんこの出番のようです。
はんちゃ。
昔で言えば、60歳はかなりの長寿なので、還暦というのは、
とてもおめでたい行事だったのですね。
丸い赤の革ひもループタイ
こちらはボタン風にデザインした赤いループタイです。
はっきりクリアな赤なので、還暦ループタイの中では一押しです。
これだけは切らさないようにしていますよ。
なんと言っても、60歳って現代ではまだまだ若いですからねえ。
ときどき、じーさんくさくてループタイなんかやだ、と言う方もいますが、
最近では、鈴木先生の影響で若者もループタイしてますからね。
あのドラマ以来、耳にタコができるくらい、鈴木先生、鈴木先生と聞きました。
実は貸し出しを依頼されたのですが、当店は貸し出し用で在庫は作ってないと言って、
お断りをした経緯があります。
ユリの花の柄の革ループタイ
こちらも切らしてはいけないループタイです。
そうなのですよ。
赤のループタイはやはり、還暦がどうこうの前に人気がありますからね。
切らしてはいけません。
身につけると、ぱっと明るくなるところがきっといいのでしょう。
クールビズにループタイとは言いますが、真冬でもループタイがおすすめです。
知的で上品でかっこいいループタイ作りを目指しています。
決して、ウエスタンでもおじいさんくさくもない、たとえおじいさんだとしても、
そこは紳士、ぱっとドアも開けちゃうもんね、の紳士のイメージです。
ご来店いただいて、いろいろ試して着けてみてください。
これが、けっこういろいろと発見があるのですよ。
金具がゴールドのものが案外素敵だったり。
四角がいいと思って来たけど、着けたら丸い方が良かったなど。
そんなやりとりをしていると、またアイデアが浮かんで、今度あれ作ってみようかな、
などなど。
実にありがたいひとときです。
ただいま、蝶ネクタイのループタイなど作ってみようか考え中です。
ぜひ、銀座店にお越しください。
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(タマル2号)