宝のありか2

昨日の続きです。


こちらは木製かんざしのありかです。

そして、このヘアアクセサリーのありかがどこかというと、上の箪笥の左側です。
かんざし袋が入っている抽斗が見えますね。
この上は、金属製かんざし、木製かんざし、小さめかんざし、コームヘアピンの専用の抽斗となっています。
この箪笥は、戦前のもので、お医者さんが使う医療棚だったんですよ。もちろん日本です。
ここ銀座店に置く家具を探していた時にアンティーク家具屋さんで見つけたものです。
見た瞬間、『こ、これはっ!』と即決めでした。
また、順番に何が置いてあるかご紹介しますが、右側には帯留めや根付といった着物小物も入ってます。
ですが、この箪笥、医療棚だったいうことで、当初、消毒の匂いがすごかったんですよ。
顔を近づけるだけで、『わっ』ってなもんでした。
微妙に抽斗の数や形が違ったらしいのですが、昔は、医療棚というとこのタイプを使っていたらしいです。
この古さがなんとも着物小物やかんざしとマッチしてます。
匂いは、あの手この手で消したつもりですが、そこはかとなく匂って、いえ、香ってくることがあります。
ぜひ、一度ご来店して顔を近づけてみてください。
(タマル2号)

また明日