ループタイ製作の原点

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先日、衣替えをして箪笥の中をヒックリ返ししていたところ、
すごい物を発見してしまいました。
とっくに捨てたと思っていたわたしのループタイ原点のループタイです。
前に話したことがありましたよ。
中学生のときにディズニーランドで買ったループタイです。
当時、ものすごく気に入って、毎日のように着けていたループタイ。
恐ろしい。
誰にも気がつかれてないといいけど。
恐ろしい。
インカ帝国のなんか?
魔除けっぽいです。
おんなのひと。
わたしは、昔からキティちゃんの鼻が口に見えて、ぽかんとしたお顔はかわいいと思えなくて、
それに通じますよ。
あれは鼻?それとも口?
でもこれがあったからこそ、当店で今、ループタイがあるのです。
飛行機の組紐ループタイ
飛行機の組紐ループタイ
昨日、ループタイをお求めにご来店された紳士がいらっしゃいました。
ブーンと当店の前に、運転手つきの車で乗り付け、そして、ループタイ2本ご購入。
お帰りの際は、中がまったく見えない窓をウィ〜ンと下げて、
こちらに手を振ってくれました。
どこかの会長さんって感じでした。
まさか、インカ帝国ループタイが原点だとは思わないでしょうねえ。
インカ系が好きな人もいるとは思いますが、当店に来られるお客様は、違う気がしますよ。
品がね、ちょっとこうね。
しかし、自分で言うのもなんですが、あの顔のループタイからよくまあ、ここまで進化しましたね。
ほんとなら、あれに似たようなものを作るんじゃないでしょうか?
だって、毎日、肌身離さず着けてましたよ、わたし。
どうしてあっちに行かなかったのか。
謎です。
たぶん、あまりあの色のターコイズが好きじゃなかったからっていうのもあります。
買っておいてなんだけど。
当店では、ターコイズを使ってはいますが、あの目が覚めるような青はないんじゃないですかね。
もっとグリーンに近い色がお好みです。
それと、メキシカンとか、とがったブーツもだめだったからですかね。
昔、友人が言ってましたよ。
「トニーラマ系のブーツを履く男はキライ。あの上がチョンとあがってるのが許せない」って。
なるほどね。
その影響ってことにしておきます。
ちなみに、紐の部分はビニールのメッシュのようです。
メッシュ。
メッシュのレザー。
メッシュの紐は当店では扱いがないですね、そう言えば。
なんとなく、一般的なイメージが強くて、いわゆるおじさんくさいループタイになってしまいそうで、
避けてきたのですが、ちょっと手を出してみますか?
上の飛行機のループタイも組紐ですが、色の組み合わせにより、
おじさんくさくないように作りました。
けっこういけるかもしれません。
メッシュ。
出来上がったらお知らせします。
お楽しみに。
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(タマル2号)