少し前になりますが、髪を切りすぎてしまい、かんざしをするのにぎりぎりの時がありました。
このときは焦りました。
「どうせ伸びるから、かんざしができる範囲まで切ってください」
と美容師のお兄さんに伝えたものの、
「うーん、もうちょっと切って」を数回繰り返したら、
「あ、できない」
とまあそんなことに。
いつもは、18cm以上はないとやりにくかったのですが、
このときばかりは、短めのかんざしが必要になりました。
長さがあるということは、お団子のボリュームが出るということなので、
あまりボリュームないのに、長いと返ってやりにくいのです。
少しなら棒の先が出ても問題ないのですが、
半分以上棒が丸見えはちょっとかっこわるいですからね。
そんなわけで、最近また髪が伸びてきたので、長めのかんざしにシフトしました。
でも、髪が長過ぎるとまたそれはそれでやりにくいのです。
重いですし。
絶妙な長さというのが、自分の中であるのですが、そこを探っているうちに、
切りすぎるというお決まりのパターンです。
長さテンプレートとか作るとか。
ここだという長さになったときに、
髪を1本抜いて、何センチか計る。
それを持って、美容院に駆け込む。
どうでしょう。
写真という手もありますがね。
かんざしを考えている方の参考になればと思います。
髪質や長さによって、人それぞれなところがありますし、一概にこれっと言えないのですよ。
わたしも昔、バーニーズで木製のかんざしを2本買ったことがありましたが、
かんざしの長さが短かったのとわたしの髪の量が多かったのと、
うまく使えなかったという理由により、
バキッと折ってしまいました。
そうですねえ、初心者の方で陥りやすいパターンは2つありますね。
使い方ですが、髪をねじるとこまではいいのですが、まとまりきらずに、ふんわりして、
するりと落ちてしまう。
でもこのパターンはまだいいと思います。
かんざしを折る心配がないので、あともうちょっと練習すれば簡単にできるようになります。
もうひとパターンは、そこをクリアした方にありがちかもしれませんが、
きゅうきゅうに髪をねじりすぎて、かんざしを挿してもちあげる瞬間に、
テコの原理が働いて・・・
もう言わなくてもおわかりかと。
この「きゅうきゅう」タイプは、おそらく、頭が痛くなります。
ひと呼吸戻すイメージでやってみてください。
なんせきゅうきゅうに髪をひっぱられますので、ずきずききます。
わたしも経験者です。
「ふんわり」と「きゅうきゅう」の間を目指すのがポイントでしょうか。
かんざしの使い方はこちらにありますので、ぜひ参考になさってください。
かんざしの使い方教室
家にあるお箸とかで練習するといいと思います。
1本折っても、もう1本挑戦できますし。
いろいろなかんざしはこちらにたくさんございます。
(タマル2号)