当店の組紐は、糸の色、組み方を指定して、職人さんに組んでもらった紐です。
紐になった時点で選ぶのは、きっと楽なんでしょうが、糸からというとなかなか微妙です。
こうなる予定じゃなかったんですけどね。組み方によってもぜんぜん違ってくるのがおもしろいのですが・・・
これは「角杉」だったかな?組み方のお名前です。
これは、組紐でもポピュラーな組み方ですね。
へたすると、おっさんくさいダサいのが出来上がってしまうので、そこに挑戦してみました。
糸を選んだ時点では、「完璧だ!」と思っていたのですが、出来上がってみると、「わあ〜これは手強そうだ」と思いました。
ところが、ループタイになってみますと、すっごい、あってていいじゃん!
となります。「ユリシーズ」とこんなに合うなんてなあ。このパーツにはこの組紐以外、考えられないなと、どびっくりしました。1号作です。
これはまあ、いけます。そんなに悩まずに合う子がいっぱいいます。
こちらグラスコード(眼鏡ひも)であります。「トランプシリーズ」と組み合わせました。ちょっと個性的な色のアゲートがあったので、使ってみました。
単品では、微妙な色も、うまくはまると、すごくぐっとくるものが作れるんですよね。自分の中で、これじゃない、これでもない、とやってますと、そのうちどんぴしゃなものが現れます。その瞬間がとても楽しいのかも。
(タマル2号)