新作の水引シリーズについて

水引シリーズ

TAMARUSANのギフトラッピングに使用している「梅結び」。

何度となく、紹介してきました。

この水引による「梅結び」、相当トレーニング(!)したので、もう指が自動で動きます。最初は本を見ながらじゃないと混乱しましたがね。

指先を動かすとボケ防止になると言いますし、わたしは、これで今のうちからトレーニングし続けますよ。

「梅結びの足」と言うのは、わたしの自分用語ですが、それっぽいので気に入ってます。「あ、ちょっと足が長すぎたかな?」などと使います。「あ、ちょっと足が足りなかったワ」とかね。それっぽいじゃないですか?

わたしが言ってるくらいなので、もうすでに水引の世界では立派な専門用語かもしれません。どなたか、ご存知の方はぜひご一報ください。

まだ続きます。

この「梅結びの足」がたくさん出るのですよ。「梅結び」をこしらえると。右上の写真が、切られた足です。

足はなるべく長くならないように、最初に計算をして作ってるのですが、まあ、この足の長さが限界。

そこでわたしは考えた。

足の長さがバラバラなので、使えそうなところは案外ちょっとだったりします。紙に両面テープを貼って、隙間ができないように、機織りっぽく整えます。

色出しに励みましたよ。これのためにCOPICを買い足したり。COPICってまともに使ったことなかったんですけど、けっこういろんな色があって、実はもっと欲しいなと思ってます。

これがですね、たぶん油性なんですよ。わたし電話したもんね。「これってえ、油性?」と聞くと、「弊社ではアルコールマーカーと呼んでいます」の一点張りで、「つまり油性?」と聞いても、なんかすっきりしない回答だったんだよな。

わたしも「梅結びの足」が、世間一般では違う呼び名であっても、「梅結びの足」は絶対にゆずらねえって気になりました。

右側が樹脂に入れて出来上がったもの。

これが結構、難しくて失敗が多いのです。左の写真の状態で形が大きくても型に入らないし、絶妙なところを狙わないといけません。

そんな理由もあって、なかなか商品を増やすのが大変ですが、これからちょっとずつ増やしていこうと思います。

水引シリーズの帯留め

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お楽しみに。

(タマル2号)