子狸捕物帳

サビ猫

今日は、朝から市の猫ボラ活動でした。

その途中で、市民の方から、「家の一角に子狸がいて救出して欲しい」という連絡あり、わたしもついでに参加してきました。

猫ボラが狸ボラに。

わたしがやったことと言えば、「見張り」。

「あ、こっちきた、あ、もどった。あ、またそっち」

そんな簡単に捕まるわけない。

いくら子狸といってもね。

ねずみを二回りくらい大きくした感じ。ふわふわで。

少し、怒ってましたよ。猫とも犬ともつかない鳴き声でした。

やっぱ捕獲器しかけたほうが早いんじゃない?ということで、仕掛けて帰りました。

今頃、御用になったんじゃないですかね。

 

そして、上の写真は、子狸です。

 

というのは嘘で、とあるお家の外猫さんです。

手術が終わったので、戻してきました。

うちのサビちゃんそっくりで、かわいかったです。

サビ猫は、気が強くて、一方とても怖がりな仔が多いように感じます。

この仔も捕獲器の奥で固まってました。

色が色なので、たいてい写真映りが悪いのです。

わたしの腕の問題ではけっしてありません。

 

サビーヌ
いつもロンにひっついて、暖をとるサビちゃん。 ロンは暖房としかみてない。

 

 

こちらはうちのサビちゃん。

サビ猫は色が汚いので、譲渡会でもなかなかもらわれないという中、別のところでは、熱狂的なファンもいるそうです。

わたしだけかもしれないけど。

 

話は飛びましたが、その後、車で走っていると猫が数匹道路にでてきました。

またもや、猫屋敷か?と車を止めて、住人の方がいらしたので、

 

「もし・・・」と声をかけましたよ。

市の職員が。

 

いろいろ話を聞いてると、もう20年以上、自腹でその辺りの猫を手術してくれてたそうです。

今まで、どんだけお金を使ってきたか、何十万どころではないとのこと。

こちらはもうひたすら聞き役です。

ありがたいことですよ。

手術しなければ、たくさん増えてしまいますので、今この現状で済んでいるのはこういう方たちのおかげです。

こういう方が全国にたくさんいます。

餌を毎日あげて、餌付けをして、馴らしてから捕獲してます。

昔は、わたしの住む街も「えさをあげるな」と市報に書いてあったこともありましたが、今は方向転換してます。

「えさをあげるな」は一番、言ってはいけないことになってます。

餌をあげてくれてる人が一番、捕獲の際の重要な協力者だと、活動していく上で浸透しはじめたからです。

 

少しずつですが、地域猫のことを知ってく人が増えていくといいなあと思います。

 

ニャンネスニャンネス

 

いつでも里親募集

 

 

 

(タマル2号)