原発避難地域20キロ圏ぎりぎりで動物500匹と暮らす坂本さん

「原発避難地域ぎりぎりで一人で500匹の動物を守っている坂本さんへご支援お願いします。」
と、ツイッターで呼びかけている方がいましたので、
ほんのわずかですが、支援物資を送ったところ、
今日、坂本さんから手紙と写真をいただきました。
マジックの部分は手書きです。
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-ふんばろう東日本支援プロジェクトより転載-
福島原発緊急避難地域20km圏のすぐ外側の山の中に住んでいます。
ニワトリ450羽、ウサギ30匹、モルモット30匹、犬20匹などを飼っています。
電気は使えますが、沢の水をつかって生活しています。
ガスも配達がないので使えません。
避難地域のため、運送便の配達ができません。
動物たちの餌が不足し、逼迫しております。
たくさんの動物たちを助けるため、支援をよろしくお願いします。
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坂本さんのプロフィール
-ぽこ&けんいち通信より転載-
坂本さんは九州・熊本出身。もともとは神戸で命の電話の設立事務局の仕事をしていたそうです。
そのときに分裂症の人たちからの電話が多くて気になりだし、
精神科のソーシャルワーカーをやったりしているうちに、いろいろあって10年前、
ここに住み着いて「いやしの森」という看板を掲げて自然の中で動物とともに暮らし始めたそうです。
さらに詳しくはこちら(真ん中辺り)

ふんばろう東日本支援プロジェクト
福島県いわき市
[1147]坂本さん避難宅【動物保護】
「震災から、ほとんど食事の支給がなくカップラーメンを毎日食べています。」とのことです。
わたしは、こちらのアマゾンウィッシュリストを利用しました。
動物たちの食べ物もそうですが、坂本さんの食べ物も気になる・・・
Amazon ウィッシュリスト
今日、坂本さんに写真をブログに掲載しても良いか電話をしたところ、
快く承諾していただきました。
お電話では元気そうでしたが、これから寒くなるので、動物たちも含めて心配です。
たった1人で動物たちのお世話をして忙しいはずなのに、
こんな丁寧な手書きの説明写真と手紙(未掲載)を受け取って、
なんだか胸が痛くなりました。
(タマル2号)